武蔵野大学工学部建築デザイン学科 田中正史研究室建築構造・材料(コンクリートシェル、構造デザイン)

展覧会「やまは蔵、まちの原木、ケズリカケの木々」

美術作家の臼井仁美さんより、展覧会の案内が届きました。2022年12月7日(水)~18日(日)、秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町3-16)にて、臼井さんが秋田でのリサーチで出会った人たちや募集の呼びかけに応じた方からお預かりした木製品を原木に見立て、秋田市文化創造館とその周辺のまちなかに木々が立ち上がる風景を作ります。

ケズリカケ(削り掛け)とは、木を削ってクルクルとカールさせて作り、年中行事や祭礼に用いるものを言います。有名なものでは北海道のアイヌが用いる「イナウ」、東北地方で春の彼岸に備えられてきた「削り花」、福岡の大宰府天満宮をはじめ全国の天神様で授与される「鷽(うそ)」、ドイツの「シュパンバウム」などが代表例です。

「やまは蔵、まちの原木、ケズリカケの木々」では、まちなかの蔵や家屋を原木の採取場所に見立て、秋田市内から家具や道具などの原木となる素材を探します。採取した原木を持ち主の意向を伺いながら美術作家の臼井仁美さんがケズリカケを施し、持ち主に返すプロセスを公開するものです。

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